【YDN】ターゲティング機能の改善について
更新履歴
- 2019年2月27日 本件の実施を完了しました。
- 2019年2月14日 実施予定日を記載し、詳細を追加しました。
- 2019年1月22日 ダウンロードファイルの画像を修正しました。
対象サービス
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)
実施予定日
2019年2月27日(水)午前7時
※日程は変更になる場合があります。また、時間帯は前後する場合があります。
※2019年2月26日(火)午後10時から上記実施予定日までの間に広告管理ツールやキャンペーンエディターを利用すると、一部不具合が発生する可能性があります。
お手数ですが、この期間はご利用をお控えください。
概要
YDNのターゲティング機能において、以下の点を変更します。
推定ユーザーごとの入札価格調整率の設定
性別ターゲティングと年齢ターゲティングにおいて、選択した性別または年齢と推定されるユーザーごとの入札価格調整率を、個別に設定できるようになります。従来の拡張機能との違いは、以下のとおりです。
- 従来:
選択した性別または年齢のユーザー、および推定されるユーザーに、まとめて入札価格調整率を設定できます。
画面上の表示例は「男性(拡張あり)」です。 - 実施日以降:
選択した性別または年齢のユーザー、および推定されるユーザーのそれぞれに、異なる入札価格調整率を設定できます。
画面上の表示例は「男性」と「男性(推定)」に分かれます。
※推定ユーザーのみの設定はできません。 - 実施日以後の設定例:
男性に重点を置いて配信するため、性別ターゲティングで以下の入札価格調整率を設定する
「男性」 引き上げ率50%
「男性(推定)」 引き上げ率25%
※上記の場合、「男性(推定)」のみは設定できません。「男性」も併せて設定してください。
これに伴い、広告管理ツールのターゲティング一覧画面では、推定ユーザーが別の行で表示されます。
推定ユーザー単位のパフォーマンスデータを確認できるほか、ターゲティング一覧画面で入札価格調整率の変更も可能です。
ダウンロードファイルの項目追加、変更
上記に伴い、ダウンロードファイルに「ターゲティング設定」項目を追加します。また、従来の「ターゲティングの拡張」項目は、「推定ユーザー」に項目名を変更します。
変更前後の状態は、下図をご参照ください。
この変更に伴い、実施日以降は、従来のダウンロードファイルを使ったインポートができなくなります。新たにダウンロードファイルを取得してから、インポートを行ってください。
お客様にはお手数をおかけして申し訳ありません。
また、年齢ターゲティングと性別ターゲティングで、従来の「ターゲティングの拡張」項目を設定していた場合、実施日以降はターゲティング設定が2行で表示されます。
※確定ユーザー(年齢や性別が確定しているユーザー)と推定ユーザーに分割して表示されます。
※操作履歴画面でも同様に表示されまです。
ターゲティング一覧画面で、ターゲティング設定ごとのパフォーマンスデータを表示
広告管理ツールのターゲティング一覧画面で、ターゲティング設定ごとのパフォーマンスデータが表示可能になります。これまではパフォーマンスレポートの作成が必要でしたが、実施日以降はターゲティング一覧画面で速報値を確認できます。
※ターゲティング一覧画面では、2019年1月1日分以降のパフォーマンスデータを表示可能です。
また、新たにターゲティング設定を追加した場合は、追加時点以降のデータを確認できます。
注意事項
- 実施日以降、キャンペーンエディターの起動時に、アップデートが自動で実施されます。
- 以下のターゲティング設定で「設定しない(全員に配信する)」(デバイスのみ「すべてのデバイス」)を選択している場合、広告管理ツールのターゲ
ティング一覧では、実施日以降、そのターゲティングの全項目が「有効(すべて)」と表示されます。
対象となるターゲティング
- 性別ターゲティング
- 年齢ターゲティング
- デバイスターゲティング
- キャリアターゲティング(ターゲティング設定時は「デバイス」欄で設定)
補足
YDNのターゲティングは、性別や地域などの条件を指定して、条件を満たすインターネットユーザーに広告を配信する機能です。商品やサービスの見込 み客に合わせて配信先を絞り込め、また条件ごとに入札価格を調整できるため、効果的な広告運用が可能です。詳しくは以下のヘルプをご参照ください。