【Twitter広告】カスタムオーディエンス機能提供開始について
実施日
2015年8月26日(水)
概要
Twitter広告において、「カスタムオーディエンス」機能の提供を開始いたします。カスタムオーディエンスを利用すると広告主様ご自身の顧客層に合わせた広告のターゲティングが可能です。概要は以下の通りです。
- ターゲティング設定に「カスタムオーディエンス」を追加
- 以下3つのカスタムオーディエンスの作成手段を提供
- ウェブサイトタグによるリマーケティング
- メールアドレスなど自社保有リスト(データ)をアップロードする
- アプリのイベント計測データを利用する
- カスタムオーディエンスを管理する「オーディエンスマネージャー」をツール画面に追加
利用手順
ウェブサイトタグによるリマーケティング
ウェブサイトにアクセスしたことのあるTwitterユーザーに広告を表示できます。
図:広告表示までの流れ
利用するには、ウェブサイトタグ設定画面で、リマーケティング用にカスタムオーディエンスを作成する設定を有効にします。
ウェブサイトタグの新規設定画面
自社保有リストをアップロードする
メールアドレスなどの自社で保有するリスト(データ)をアップロードし、カスタムオーディエンスを作成します。
アップロード可能なデータは次の通りです:
- メールアドレス
- 電話番号
- Twitterユーザー名
- TwitterユーザーID
- モバイル広告ID※
※モバイル広告IDとはiOSの広告ID(Advertising Identifier)、Googleの広告IDもしくはAndroid IDを差します。
アップロードするリストの作成方法
以下のファイル形式や条件に沿って作成してください。
- ファイルフォーマットは、CSVかTXTのみ
- ファイルサイズは64MBまで
- 1つのファイルには1種類のデータを記載すること
※例えば、メールアドレスのデータを使用する場合には、当該ファイルにはメールアドレスの情報のみを記載します。Twitterユーザー名などほかの種類のデータを混在させないようにしてください。 - ファイル内は、1行1データになるよう改行で区切ること。改行コードは、LF(\n)またはCRLF(\r\n)のいずれかであること
- データは「SHA256」を使用して「ソルトなし」でハッシュ化すること
※Twitter社が提供しているハッシュ化のサンプルコードについては、こちらのサイト(外部サイト、英語のみ)をご参照ください。
アプリのイベント計測データを使用する
アプリのコンバージョンなどイベント計測データを利用してカスタムオーディエンスのターゲティング対象として設定できます。
※アプリイベントの計測には、外部のコンバージョン測定サービスの利用が必須です。コンバージョン測定サービスの導入、および当該サービスを利用して取得する各種データの内容については、Yahoo! JAPANのサポート対象外となります。
オーディエンスマネージャーについて
カスタムオーディエンスを管理するツールです。ツール一覧から利用できます。
オーディエンスマネージャー画面
カスタムオーディエンスごとのステータスや含まれる有効なユーザーサイズの表示確認、削除を行います。また、カスタムオーディエンスリストのアップロードができます。 ※「カスタムオーディエンスの種類」が「ウェブサイトタグ」の場合は削除できません。
カスタムオーディエンスのターゲティング設定について
作成されたカスタムオーディエンスはキャンペーン作成・変更画面でターゲティング設定してください。
キャンペーン作成画面のターゲティング設定(「カスタムオーディエンス:設定する」を選択時)
※広告掲載位置で「検索結果」のみを選択した場合は、カスタムオーディエンスは表示されません。 ※「類似するユーザーにターゲティングを拡張する」にチェックをいれておくと、類似するユーザーに対して、カスタムオーディエンスのターゲティング対象を拡大できます。
カスタムオーディエンス(除外)設定について
キャンペーン作成・変更画面からカスタムオーディエンス(除外)のターゲティング設定を行うことで、対象のカスタムオーディエンスを広告の配信対象から除外できます。
キャンペーン作成画面のターゲティング設定(「カスタムオーディエンス(除外):設定する」を選択時)
注意事項
YDNのサイトリターゲティング用タグはサイト内の全ページに設置することを推奨していますが、Twitter広告のカスタムオーディエンスはウェブサイトタグ単位で作成されるため、リマーケティングしたい対象者がアクセスするページに対してタグを設置するようにしてください。
※本ページの画像および数値はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。