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運用テクニック 公開日:2021.03.02

「インプレッションシェア」って何だ?広告の表示機会を逃さないために

検索広告
インプレッションシェアをご存知ですか?

「インプレッションシェア」は広告表示機会(広告が表示可能だった)の合計回数のうち、実際に広告が表示された回数の割合のことです。
広告の表示機会が少ないと、コンバージョンにつながるチャンスも少なくなります。このような機会損失を生まないために、インプレッションシェアの改善をしていきましょう。

「インプレッションシェア」と「インプレッション損失率」とは?


インプレッションシェアとは?


そもそも「インプレッション」とは、広告が表示された回数のことです。

「インプレッションシェア」になると、広告表示機会(広告が表示可能だった)の合計回数のうち、実際に広告が表示された回数の割合を表します。

インプレッションシェアの計算式

インプレッションシェア = 表示回数 / 広告が表示可能だった合計回数

インプレッション損失率とは?


さらに、「インプレッション損失率」は、広告を表示する機会があったにもかかわらず、何らかの原因によって、広告が表示されなかった割合になります。


例えば、インプレッション損失率が50%の場合、実際の広告表示機会が100回あったとしたら、50回しか広告が表示されなかった、ということです。

インプレッションシェアの種類について

インプレッションシェアには、大きく3つの種類があります。

  • ①インプレッション損失率(予算)
  • ②インプレッション損失率(掲載順位)
  • ③完全一致のインプレッションシェア

①インプレッション損失率(予算)とは


キャンペーン予算(日額)、キーワードや広告グループの入札価格、アカウント残高など、いわば広告費が足りず広告が表示されなくなった割合のことになります。

例えば、1クリック100円の広告を1,000回表示させる為には、100,000円の広告費が必要ですが、50,000円の広告費しかないと、広告が表示できない場合があります。
※便宜上1表示=1クリックにしています。

②インプレッション損失率(掲載順位)とは


広告の掲載順位が原因で広告が表示されなかった割合のことになります。
自社の広告掲載順位が下がる...または競合の広告の掲載順位場が上がる等して、広告が表示されなくなった割合を、インプレッションシェア損失率(掲載順位)と言います。

③完全一致のインプレッションシェアとは


登録キーワードとまったく同じキーワード(※)で検索された広告表示機会(広告が表示可能だった)の合計回数のうち、実際に広告が表示された割合です。
※キーワードの誤字や表記のゆれを含みます。

インプレッションシェア、およびインプレッション損失率の確認方法

インプレッションシェア、およびインプレッション損失率は、広告管理ツールの「レポート」タブ 、または「キャンペーン管理」タブで確認できます。まずは、ご自身の"インプレッションシェア"を確認してみましょう

注意

インプレッションシェア、およびインプレッション損失率は、データが反映されるまでに1~3日程度かかる場合があります。


≫インプレッションシェアとインプレッションシェア損失率について(ヘルプ)

機会損失を生まないために

検索広告は、ユーザーに検索されてはじめて表示される広告です。
広告の表示機会が少ない(インプレッションシェアが低い)と、コンバージョンにつながるチャンスも少なくなってしまいます。
このような機会損失を生まないために、インプレッションシェアの改善をしていきましょう。

インプレッション損失率(予算)の改善方法


インプレッションシェア損失率(予算)が大きい場合は、予算不足による損失が発生していることになるので、改善策は、まずは入札単価の見直しをおすすめします。

・マーケットトレンドを知る

コロナ環境下においては、業界ごとのマーケットトレンドも変わってきています。どの時期に、インプレッション伸びるのか、またはクリック単価が高騰しやすいのかなど、ぜひ参考にしてください。

≫コロナ環境分析下におけるマーケットトレンドを見る

・入札価格にメリハリをつける

曜日や時間帯別や、または地域を絞って配信するなど広告効率を確認し、入札価格にメリハリをつけて運用することをおすすめいたします。限られた予算で運用している場合が多いと思いますので、意図していないターゲットにまで広げていないかなど、今ある予算の中で無駄な費用が発生しないようにすることが大切です。

≫入札価格を調整してメリハリある運用を

・効果のよいキャンペーンは、予算を上げる

効果のよいキャンペーンが、機会損失をしていることは本当にもったいない状況です。この場合には、キャンペーン予算を上げて(広告費を投下し)インプレッションシェア損失率(予算)を改善しましょう。

≫広告をより多く表示させるための、「広告表示機会の損失」を防ぐ方法

インプレッション損失率(掲載順位)の改善方法


インプレッションシェア損失率(掲載順位)は、掲載順位が原因で損失が発生している状態です。改善策は、広告の掲載順位を上げる!ことなのですが...掲載順位は、入札価格×「広告の品質」で決まります。
この「広告の品質」を上げるのは、本当に大変ですよね。

≫広告の品質を改善してパフォーマンスを上げる

・"広告の品質"を決める重要な指標「クリック率」の向上は、Yahoo!広告におまかせ

Yahoo!広告では、この「広告の品質」を決める重要な指標の1つである「クリック率」向上を目的とした広告の設定を無料で代行いたします。クリック率の向上が見込める以下の機能について、ご希望もしくは未導入の部分をYahoo!広告の専門スタッフが広告主様の商材・サービスにあわせてご提案、設定・入稿までいたします。

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写真提供:アフロ

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