
[運用参考書]-費用対効果をアップする
適切なキーワードのみで広告を出す! 「対象外キーワード」とは?
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ポイント
機能概要:特定の検索語句を広告の表示対象から除外する機能
メリット:不要な広告表示を減らし、お客様のサイトの内容と関連のある検索に的を絞って広告を表示可能
効果:無駄なクリックによる課金が防げるため、費用対効果の向上が期待できる
注意点:広告の表示対象となるユーザー数が減るため、大幅にインプレッションが減少してしまうようなワードが含まれないよう注意
対象外キーワードを正しく活用して効率的な広告運用をするためには、対象外キーワードのマッチタイプの理解も重要です。
正しく理解して、広告運用に活かしましょう。
対象外キーワードとは?
検索広告において、掲載しているサービス・商品と関係ないキーワードで広告が表示される場合があります。
そのような広告をクリックされると、課金されるうえにコンバージョンにも繋がりません。
そこで、活用したいのが、掲載サービス・商品と関係のないキーワードで広告が表示されないようにする「対象外キーワード」です。
例えば、「南青山 ヘアサロン」を部分一致でキーワード登録した際に、図1の検索クエリーで広告が表示されたとします。

図1: ヘアサロンの検索クエリー
このヘアサロンに、ネイルケアやデジタルパーマのメニューがなかった場合、図1でメニューなしと書かれた「南青山 ネイルサロン」「南青山 デジタルパーマ」のキーワードは不要ですので、対象外キーワードに登録するとよいでしょう。
対象外キーワードは「検索クエリーの不要な部分のみ登録」を
対象外キーワードを登録する際には、検索クエリーに共通して含まれるような基本的な単語(自社の商材・サービスを表す単語・それらを形容・修飾する単語)まで含んでいないか、注意が必要です。
例えば、南青山でヘアサロンを経営している場合、サービスに関連する「青山」「美容室」「ヘアカット」などはもちろん、「人気」「おすすめ」などの汎用性のあるキーワードを対象外キーワードとして登録をすると、 商品やサービスを必要としているユーザーにも広告が表示されなくなる可能性があります。
対象外キーワードの選択は慎重に行い、検索クエリーの「不要な部分」のみ登録するようにしましょう。
≫対象外キーワードについて
対象外キーワードのマッチタイプ
対象外キーワードにも登録キーワードのように、「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」の3つのマッチタイプがあります。
対象外キーワードと登録キーワードの部分一致は仕組みが違います。
対象外キーワード | 登録した対象外キーワードが検索クエリーに含まれていた場合、広告が表示されない。 |
---|---|
登録キーワード | 登録キーワードと検索クエリーが関連性があるとシステムが判断した場合、 広告が表示される。 |
表記のゆれ
表記のゆれ ・・・ 漢字・ひらがな・カタカナの違いや変換ミス、省略形など表記が違うこと
対象外キーワード | 表記が違う場合は除外されません(広告が表示される) |
---|---|
登録キーワード | 表記が違っていても、システムが同じであると判断した場合は広告が表示される。 |
類義語
登録キーワードの部分一致は、登録キーワードの類義語や関連性のある検索キーワードに対しても、広告を表示しますが、対象外キーワードの場合は除外されません。

※一部例外もあるため、上記の動作は100%ではありません。あらかじめご了承ください。
対象外キーワードは、マッチタイプによっては意図しない広告表示になってしまいますので、ご注意ください。
【完全一致】の場合は、対象外キーワードとして登録してあるキーワードと検索クエリーが完全に一致した際に広告が表示されなくなります。
【フレーズ一致】の場合は、対象外キーワードとして登録してあるキーワードと完全に一致するフレーズを含む検索クエリーに対して広告が表示されなくなります。しかし、語順が入れ替わったり、間にほかの語句が入ったりした場合は、対象外キーワードとして機能しないため広告は表示されます。
【部分一致】の場合は、対象外キーワードとして登録してあるキーワードが、検索クエリーに含まれていた場合に広告が表示されなくなります。語順が入れ替わったり、間に他の語句が入ったりした場合も、広告は表示されません。
対象外キーワードを登録するには
対象外キーワードの登録方法は2つあります。
方法 | 特徴 |
---|---|
(1)「検索クエリー一覧」から登録 | 検索クエリー一覧で1件ずつ確認しながら、登録できる。 |
(2)「対象外キーワードツール」から登録 | 不要な単語を指定し、その単語が含まれるすべての検索クエリーを対象外にできる。 |
(1) 「検索クエリー一覧」から確認
検索クエリー一覧では、検索利用者がどのような語句で検索したか、その語句がどのくらいクリックされているか、また、入札や対象外キーワードとしての登録状況を一覧で確認できます。
検索されたときに広告を表示したくないキーワードがあれば、チェックを入れ、対象外キーワードとして追加しましょう。自社商品やサービスに関連していないキーワード以外にも、クリック率やコンバージョン率が低いキーワードも選ぶと、より効率的です。
≫キーワードの検索クエリー一覧について(ヘルプ)
≫検索クエリー一覧でキーワード、対象外キーワードを追加する(ヘルプ)
(2)「対象外キーワードツール」から登録
不要な単語が含まれるすべての検索クエリーに対し広告を出したくないという場合には、「対象外キーワードツール」を使い対象外キーワードを登録しましょう。
広告管理ツール内のレポートタブからダウンロード可能な「検索クエリーレポート」を利用し、レポートの中で自社のサイトに関係のない検索クエリーや、コンバージョン率の低い検索クエリーに注目すると、対象外キーワードとして登録すべき単語を効率よく見つけ出せます。
関連リンク
≫検索クエリーレポート(ヘルプ)
≫対象外キーワードツール(ヘルプ)
≫対象外キーワードのマッチタイプを指定して入力(ヘルプ)
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