
Yahoo!広告でコンバージョン数を上げるにはLPO(ランディングページ最適化)が重要ですが、今回は「LPOの基本」についてご紹介します。
Yahoo!広告を運用されている広告主様でも、広告のランディングページ(Yahoo!広告では「リンク先URL」を指します)を、特別な理由もなくトップページに設定しているケースがよく見られます。
これでは、せっかくインターネットユーザーが、広告のメッセージに興味を持ってクリックしても、トップページのコンテンツからは「広告に書いてあった商品が見つからない」、「広告のメッセージとは違うことが書かれている」とインターネットユーザーに感じられてしまい、ウェブサイトから離脱されてしてしまう可能性があります。
ウェブサイトから離脱してしまう主な原因
以下は、広告をクリックしても、ウェブサイトから離脱してしまう主な原因です。
1. 広告に書いてある商品が、ページ内で見つからない
広告では特定の商品名を記述しているのに、さまざまな商品を扱うページ(トップページなど)に誘導した場合、インターネットユーザーの離脱率は高まります。また広告に掲載されている商品が見つけにくい場合も、離脱の原因となります。
2. 広告と異なるポイントが訴求されている
広告で訴求した内容と、異なるポイントをランディングページで訴求する場合もインターネットユーザーの離脱原因となります。例えば、広告では「安心サポート」を強調しているのに、ランディングページでは「品ぞろえの多さ」を訴えている場合などです。
3. 広告のメッセージとページのイメージにズレがある
広告のイメージとランディングページのイメージにズレがある場合も離脱の原因となります。広告で「高級」と訴えているのに、ランディングページのデザインがカジュアルすぎる雰囲気だと、インターネットユーザーの離脱を引き起こします。
4. 特定の商品を押し付けられた
幅広い意味を持つキーワードを含む広告のリンク先が特定の商品のページだった場合、インターネットユーザーは離脱します。例えば、「不動産」というキーワードを用いた広告のランディングページが、特定地域の賃貸マンションのみを特集したページになっているケースなどがあります。
「リンク先URL」の見直しが、LPOの第一歩
LPOの基本は、「広告とランディングページのメッセージを一致させること」です。
むやみにトップページにインターネットユーザーを誘導しただけでは、ユーザーの離脱が起こるケースが多いので、広告の訴求点とマッチするページをランディングページにしましょう。
まずは、この2つのLPOの基本を念頭に置いて、広告のランディングページ(リンク先URL)を見直しましょう。これが、LPOの第一歩です。
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