
Q.サイトリターゲティングの「ターゲット設定(除外)」はどんな時に使うのですか?
A.サイト訪問者のデータを使って、特定のユーザーへの広告配信を除外するときに使用します。
「ターゲット設定(除外)」はその名の通り、広告の配信ターゲットから「除外」する機能です。サイトリターゲティングでは、「ターゲット設定(配信)」と「ターゲット設定(除外)」を使うことで広告の出し分けや、サイト訪問者のみを除外した配信が可能です。今回は「ターゲット設定(除外)」の利用例を3つ紹介します。
例1. サイト未訪問者への広告配信
例3. サイト訪問から一定期(例:60日)間空いたユーザーへの配信
例1. サイト未訪問者への広告配信
「ターゲット設定(除外)」を活用して「サイト未訪問者」のみに絞り込んで広告を配信できます。サービスや商品の認知向上などに効果的です。配信例:サイト未訪問のユーザーのみに広告を配信する

ターゲットリストとは(スポンサードサーチ)
ターゲットリストとは(YDN)
(※2)訪問履歴の有効期間はユーザーがターゲットリストに蓄積されてから、何日間ターゲティング対象として有効とするかを設定できる項目です。詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
訪問履歴の蓄積と訪問期間、有効期間の設定(スポンサードサーチ)
サイト訪問履歴の有効期間と蓄積について(YDN)
(※3)リーチ数とは、ターゲットリストに含まれるユニークユーザーのおおよその数(参考値)です。スポンサードサーチのサイトリターゲティングでは広告配信を開始するためにリーチ数は1000以上必要です。
例2.コンバージョンに至っていないユーザーへの配信
サイトに訪問したユーザーの中で、コンバージョン(購入や申し込みなどの成果)に至らなかった(検討で止まった)ユーザーへ広告を配信することで、購入見込みのあるユーザーのみに絞り込んだ広告配信が可能となります。
配信例:過去90日の間にサイトへ訪問したユーザーの内、商品未購入のユーザーへ広告を配信する
サイト訪問者をまとめた「デフォルトリスト」と、商品を購入したユーザーをまとめた「コンバージョンリスト」を準備します。
リスト名(仮) | リスト種別※1 | 訪問履歴の有効期間※2 | リーチ数※3 | |
---|---|---|---|---|
「配信」設定をするリスト | デフォルトリスト | デフォルト | 90日 | 4000 |
「除外」設定をするリスト | コンバージョンリスト | 条件 | 90日 | 1200 |
この設定方法をYDNで利用する手順について、以下の記事でご紹介しています。
未コンバージョンのインターネットユーザーに広告配信
例3.サイト訪問から一定期間(例:60日)空いたユーザーへの配信
サイト訪問から、一定期間経過しているユーザーに絞り込んで配信することが可能です。定期的な利用が見込めるサービスや、初回お試しセットのお申し込みなどで商品を使い切るタイミングや、定期的な利用が見込めるサービスなどで、ユーザーの再訪問を促すきっかけになります。
配信例:最終購入日が60日前~90日以内のユーザーへ広告を配信する
商品を購入したユーザーをまとめたターゲットリストを2つ準備します。その際、訪問履歴の有効期間を「90日」と「60日」と異なる設定にします。
リスト名(仮) | リスト種別※1 | 訪問履歴の有効期間※2 | リーチ数※3 | |
---|---|---|---|---|
「配信」設定をするリスト | 購入者(90)リスト | 条件 | 90日 | 3000 |
「除外」設定をするリスト | 購入者(60)リスト | 条件 | 60日 | 2000 |
サイトリターゲティングを利用する際に、「配信リスト」と「除外リスト」に同じユーザーが含まれていた場合、「除外」が優先されます。
リストの組み合わせ方によっては、広告非掲載の原因となるのでご注意ください。
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